社会福祉法人 福島県社会福祉協議会 避難者生活支援・相談センター

いわき市内復興公営住宅の支援方針の策定に向けて

2025/07/04
 

楢葉町社会福祉協議会では、今年度も1名の避難者地域支援コーディネーターを配置し、社協連携避難者支援センターいわきで週5日活動しています。

活動3年目となる社協連携避難者支援センターいわきでは、丸ごとの支援活動のさらなる推進に向けて、月1回の生活支援相談員との情報共有会議、3カ月に1回の各関係機関との情報共有会議を予定しています。

今回は、4月~6月に実施した会議について紹介します。

1.関係機関との情報共有会議

4月21日に実施した第1回目の会議では、各社協の生活支援相談員と団地支援に関わっている各関係機関に集まってもらい、顔合わせをするとともに、お互いの今年度の活動内容についての情報交換を行いました。

2.生活支援相談員との情報共有会議

5月19日に実施した生活支援相談員との情報共有会議は、午前と午後の2部制で実施しました。

午前中は、社協連携避難者支援センターいわきの活動について、事前に各社協の生活支援相談員さんから提出してもらった資料を基に、

(1)支援センターいわきの活動についてどう感じているか

(2)集会所開放「よらっせ」について感じていること

(3)生活支援相談員と社協連携避難者支援センターいわき、どんなことなら一緒に活動できるか(できそうなこと・やってみたいこと等)

(4)今後の情報共有会議の内容についての意見(どんな内容がいいか)

などについて意見交換を行いました。

午後からは中原団地・四ツ倉団地についての情報交換を行いました。

(1)気になる住民について

(2)住民さんが普段どのように過ごしているのか

(3)住民さんは集会所開放についてどう思っているのか

(4)住民さんが不便に感じていること

などについて、付箋に書き出し整理しました。その後、課題の洗い出しを行い、各団地の課題等を全体で共有しました。

3.関係機関との情報共有会議

中原団地・四ツ倉団地について、現状5月に実施した生活支援相談員との情報共有会議で話し合った内容を関係機関に共有しました。また、各関係機関から見た両団地の現状や課題について付箋に書き出してもらいました。現在、各関係機関がどのように団地に関わっているのかを再確認することが出来ました。



これらの会議で出た意見や住民の声を基に、各団地の支援方針の策定を行っていきます。課題解決に向けては、各関係機関と協力しながら取り組んでいきたいと思います。

楢葉町社会福祉協議会
避難者地域支援コーディネーター
秋田美穂

 

 

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