1月30日にテーマ別研修(第3回)を実施しました!今回は「1人ひとりの想いに寄り添うコミュニケーション~支援者(自分自身)のこころのケアについて~」がテーマでした。“かけがえのない大切な愛着のある何かを失う体験(=喪失体験)”をした方にどのように寄り添うかという事例を通して傾聴や支援を行う際の姿勢を学びました。
とても印象に残ったことは「誠実に向き合う他者であること」という学びの中で、相手の喪失体験に耳を傾けるうちに支援者自身の体験と重なり、相手にかける言葉が支援者の価値観や基準に基づいたものになってしまいがちになるということでした。相手に安心して自分の考えを話してもらうためにも「自分と相手の問題は分けて考える」ことが重要だそうです。仕事に限らず家族や友人との会話でも生かしたいなと思いました。
さらに対人支援は感情労働であり支援者自身の心と体がとても疲弊するそうです。ストレスを放置せず、食事と睡眠と自分時間を大切に毎日のセルフケアを大切にしてください。
総括生活支援員 今野由香
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