生活支援相談員の10年の活動を振り返る
猪狩早苗さん
富岡町社会福祉協議会
主任生活支援相談員
(避難者支援活動年数/9年)
Q1:避難者支援に長く携わる上で、大切にしてきたことはなんですか。
自分自身も避難者であったため同じ立場として何か役に立ちたいという思いで生活支援相談員の仕事をしたいと思っていました。住民の気持ちを受け止め丁寧な傾聴、共感する姿勢を基本に訪問活動を行っています。住民との信頼関係を築き「一人ではないですよ」と伝え住民が安心し生活できるよう寄り添った支援を心掛けています。Q2:この10年の活動で印象に残っている出来事を教えてください。
〇住民同士の交流を目的としたサロンを運営したこと。住民主体サロンに移行することは難しい中で、お茶会、折り紙教室等、サークル活動が増えていった事。サロン準備ボランティアの積極的な協力を得られるようになった事です。
〇定期的な訪問と気づきで、支援を必要としている方の的確な繋ぎができ、早期の課題解決に至った時。
〇避難先社協との合同サロンを開催したこと。