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遠藤 雅彦(えんどう まさひこ)さん 一般社団法人 東日本大震災復興サポート協会 代表理事 |
震災から2年間、「関西県外避難者の会 福島フォーラム」の代表として、避難者ケアサポートの事業を行って参りました。被曝医療に詳しい医師に医療体制を組んで頂いたり、弁護士の方に法律の講演を頂いたり、避難後の生活を支える仕組みづくりをしてまいりました。いわき市の復興協議会等々ともつながりがあり、故郷とつな がった支援体制づくりを心掛けてきました。関西地域の防災意識を高めるために被災経験の講演もしています。避難者の今や被災地の今を伝えられるようにもしています。http://fukushima-f.com/
平成25年4月1日に一般社団法人として法人格を取得しました。今後は、さらにしっかりとした支援事業展開を行っていきます。また、福島・東北と関西の人のつながりを多く生み出し、特に経済面での安定を図る就労支援や、福島県内での居住を助けていく取り組みもしていきます。避難すること・帰還すること・居住して住み続けら れる故郷であること、この3点を大切にしていきます。
―愛する故郷へ
僕が福島に伝えられることは、関西には多くの福島を助けたいという方々がいて、みんなは決して見捨てられてはいないということです。
今、被災してしまった人たちも、これから未来を目指す子ども達も諦めることはありません。多くの支えがあることを、僕は福島とつなげて伝えます。
福島県人同士はいがみ合うことなく助け合えます。それを応援してくれる人はたくさんいます。どうか希望を捨てないで、一緒に歩んでいきましょう。
プロフィール
一般社団法人東日本大震災復興サポート協会代表理事。いわき市豊間出身。2011年3月11日、東日本大震災により住宅流出。大阪市へ避難。
