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| 女優・しゃくなげ大使 三田 佳子さん (東京都在住) |
東北の皆さんを語る時、誰もが豊かで厳しい自然に接してきたからこその「がまん強さ」をあげます。
縁あって、福島や青森の皆さんと長年交流を重ねてきた私には、違和感の無いストレートな印象でした。
しかしあの日から、それはそんな単純な言葉では表しきれない、日本人が本来持っていた精神性や品格の様なものなのだと強く実感しています。
ことに原発事故と風評被害を受け、三重苦とも四重苦とも言われる逆境にある福島の皆さんが、助け合い、支えあって復興や生活再建に向けて歩む姿を見るにつけ、むしろ私の方が生きる勇気や力を分けて頂いている気がします。
皆さんの長い道のりに、私も微力ながらご一緒し続けるつもりです。
訪れる新年が、皆さまにとって実りある年になる事を祈って。
