阪神・淡路大震災の経験から、
製品が売れなくて困っている作業所を応援したい
ゴールデンウィークには、被災地に多くのボランティアが訪れましたが、被災地外でも、様々な支援の取り組みがなされていました。その一つ、兵庫県三田市で開かれたバザー(主催:ネットワーク三田)で、福島県内の3つの福祉作業所の授産製品が販売されました。
発案者は、阪神・淡路大震災で被災経験のある堺末廣さん(手織り工房 祐)。
「神戸の震災の時、つぶれてしまった作業所がたくさんありました。直接被災したところはもちろん、難を逃れたところも被災地ではバザーなども開かれないので授産製品を売る機会がなかったからです」と。
かねてから親交のあったNPO法人シャローム(福島市)を通じて、「なのはなの家」(福島市)、「あすなろ作業所」(郡山市)、「ゆう工房」(白河市)で製作された品々がバザー会場に並びました。