2024年4月「社協連携避難者支援センター郡山」がスタートし、避難元社協(富岡、大熊、双葉)との活動が始まりました。
週に3日(火、水、木)各避難元社協がセンターに常駐し、避難先である郡山市社協と共同で避難者の訪問や、見守りや相談、居場所づくりに取り組んでいます。
その中で居場所づくりの一環として取り組んでいる「集会所サロンろここ」においても一緒に活動しています。
集会所を定期的に開放し、そこで、住民の方が主体となり、自由な発想で活動していく中で、自然に生まれる“つながり”を育む場となっています。
団地住民と、その地域の住民が気軽に立ち寄れる場となれるように、避難元社協と郡山社協の両者が見守りしていく体制ができています。
〇「社協連携避難者センター郡山」のメリット
避難元社協が加わることで、地元(富岡、大熊、双葉)の話題が広がり会話も弾みます。お住まいだった地域のなじみのある話題に心を落ち着かせる場面もあり、なごやかな雰囲気となります。多くの職員が関わることにより、参加者が心を開き関係性も深まります。
双葉郡(浪江町、双葉町、大熊町、富岡町)の復興状況を見て、それぞれの町の“今”を感じ、これからの生活の糧としてほしいとのおもいで視察旅行「浜の風を感じよう」を企画しました。その際にも、避難元社協の相談員から町の様子や様々な情報のアドバイスをもらい準備を進め実施することができました。また、当日も同行してもらいました。
今後も、避難元社協と郡山市社協が協働し、多面的な関わり方と支援ができれば良いと思います。
社協連携避難者支援センター郡山
避難者地域支援コーディネーター三浦 綾子・須藤みな子
内田 博子・菊田 唄子