5月11日に南相馬市にある「絆診療所」にて絆一座のメンバーである遠藤清次院長(座長)、鶴島綾子管理栄養士(頭)の講座を撮影してきました。
「絆一座」は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の避難者を支える団体です。我々避難者生活支援・相談センターの研修会でも講師としておいで頂き、非常に好評だった絆一座。医師、管理栄養士、作業療法士などが協力し、健康指導や食事、運動、楽しみの改善をサポートされていました。仮設住宅が無くなってからは活動が休止していましたが、避難者の孤立化や健康状態の悪化を考慮し、今年復活することになりました。
このDVDは絆一座の盛上げ役である岡本宏二先生が提案されたもので、本業が医師である遠藤院長などが現地へ行けない場合でも、DVDさえあれば絆一座のサロンをどこでも行えるとのことから作成する運びとなりました。
鶴島先生の簡単栄養レシピはその名の通り簡単にでき、時間や具材が無い時でも作れる料理を紹介していただきました。
遠藤院長の「元気で長生き-食・動・楽-」の講義では、認知症や脳卒中、フレイルの予防や対応を詳しく教えていただきました。
今回作成したDVDを使って「絆一座」のサロンを行う日が待ち遠しいです。
避難者生活支援・相談センター 青山 矩仁