令和6年度最初の活動は、4 月17 日(水)「白河狛犬めぐり(基礎編)」を、神宮寺(白河市東下野出島坂口)にて、住職であり福島県県南地方狛犬ネットワークの高久真隆様を招聘し、県南地方に300対ほどある狛犬の話しや、狛犬が石造文化として栄えた歴史等を講話していただきました。その後、白河市東地区にある近津神社、神宮寺隣の鹿島神社へ移動し、小松寅吉(襲名:布孝)芸術作品の狛犬を見学しました。
近津神社(白河市東上野出島坂上)
足場が悪い石積階段の上にそびえ立つ狛犬は、見る人の心のままに解釈できるところが面白く、歴史好きが多い男遊クラブメンバーは、スマホやカメラで撮影したり、興味深く説明を聞く姿が見られ、「狛犬は奥深いな。」と狛犬の魅力に引き込まれていました。
避難者地域支援コーディネーターは、事前に2回現地見学をし、高久氏と打合せを行い、神宮寺のソメイヨシノが咲いていれば、花見もできるということをお聞ききし、狛犬の見学後、神宮寺に戻れるように時間の配慮をし、更に神社の安全確認を行いました。当日、近津神社の裏山から山道を歩いて行く計画でしたが、出発前に小雨が降り、滑りやすい山道は避け正面の階段を登るように変更しました。膝に痛みがあるが狛犬を見たいと参加した方には、県南保健事務所の避難者健康サーポート相談員に見守り同行を協力して頂き、最後まで見学ができました。
毎月開催されている男遊クラブ活動(年12回)に、今年度は、白河市の男性グループ「男塾」との交流会を5回程度増加計画しました。男遊クラブメンバーも男塾メンバーも交流活動を楽しみにしているようです。活動内容には白河市の歴史や文化、産業を折り込み、白河地域に親しみを感じ馴染んでいくよう活動の場を提供したいと考えています。
避難者地域支援コーディネーター小野