社会福祉法人 福島県社会福祉協議会 避難者生活支援・相談センター

苦手に挑戦・これからの為の第一歩「お買い物サロン」

2024/02/22
 

生活支援相談員として日々の訪問活動やサロンなどの中から、聞かれるようになってきた言葉が、「何でもかんでも機械になってしまって、買い物をするにも好きなものを食べるにも、おっくう!になってしまった。いくら好きなものでも、あんな思いをしてまで食べたくない。全く高齢者には、生きづらい世の中になって来た!」との声がありました。

コロナ禍での生活が4年も続き、人と人との接触を防止するとは言えいつの間にかセルフレジが当たり前になり、飲食店ではタッチパネルでの注文がほとんどになってきています。

それに加えて村内では、購入できる品物が限られているため、自家用車の運転が必要不可欠であるが、高齢による免許返納や一人暮らしで移動手段が少ない方など、通院や買い物等への不便さを感じながら生活を送られています。

社協でも通院に対応する地域限定移送サービスや企業からの村内巡回バスに加えて、船引、富岡方面への路線バスも運行しているが、高齢者のニーズに充分には添えられていないと思います。

そこで高齢者や地域住民の方々に、自分の目で見、確かめて買い物が出来、食材や栄養摂取に対して意欲的になり、機械への苦手意識を少しずつでも解消する事は、「あっ自分にも出来るんだ!」と言う小さな自信につながり、フレイル予防と生活意欲回復への第一歩となるのではないかと思い「お買い物サロン」を実施しました。

 

  • 日程 令和5年9月7日(木)
9:45~14:30

① メガステージ田村(船引町)

② ヨークベニマル(セルフレジ体験)

③ ドラックストア・サンキ衣料品

④ 昼食 かっぱ寿司(タブレット操作体験)
  • 対象者
* 日頃よりサロンへ参加して頂いている方

* 近隣住民、旧仮設住宅、旧復興住宅、

*  免許返納により、生活範囲が限られ交流が減ってしまった方などの孤立防止

* 移動手段が少なく買い物に行けないなど

ご参加頂いた方々からの感想

*いろいろな店に立ち寄ってもらい、見て悩んでいろいろ買えたので頭をたくさん使って刺激になり認知症の予防になった様な気がする。

*なかなか機械(タブレット・セルフレジ)には怖くて触れない、何回か挑戦しないと覚えられないがまた来た時にやってみたい。

*バスでみんなで来ると会話をしたり、普段では見られない景色を眺めたり楽しく参加出来てとても楽しかった。

*買い物に若者と行くと気を使うので、こうして気心の知れた人同士で来られるのが良い。

*衣類はお嫁さんや息子に買ってきてもらう事が多く、好みでなくても口に出せないでいたが、久しぶりに自分で選んだ洋服や下着類を一生分買えて良かった。

*川内では売っていない食材や生鮮食料品・日用品などまとめて買えたので良かった。

また連れて来て欲しい!

*住民様同士、自分が高齢であっても歩行状態の不安定な方のお世話をしながら、お互いに助け合い手を差し伸べられている姿が見られた。

 

参加者11名での「お買い物サロン」の実施となりました。

今回のサロンは社協バスを使用し、初めて村外の商業施設まで出向き、参加の皆様の

「行ってみたい!見てみたい!食べてみたい!」と言う希望を形に出来たことにより、

私たちスタッフも、普段の固定化されつつ有る定期サロン中では感じる事の出来ない経験をさせて頂きました。

これからもこの地域で自分らしく生きがいを持って安心して暮らして頂ける様、

信頼関係を生かし今後の地域支援にもつなげて行きたいと思います。


お互い足元に気を付けて!


なるほど!そういう苗がいいのか。


うまそうなトウモロコシお買い上げ


初めてのセルフレジ体験!


いやー目移りしっちまな


どこに何があんだ?


タッチパネルに挑戦!スタッフお任せでは…?


久しぶりの寿司だな。


店から駐車場の移動も、参加者同士手を取り合って。


買い物袋はパンパン!


段ボールの中身は今日のお買い物の品がいっぱい。丁寧な感謝のご挨拶をいただきました。

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