社協連携避難者支援センターいわきが開所してから8か月が過ぎました。今回は、支援センターいわきの活動を2つ紹介したいと思います。
支援センターいわきでは、復興公営住宅ごとに毎月『ふれあいだより』を発行しています。団地内や地元地域で開催されている交流会やイベント情報を集約し、住民の方へ情報提供を行っています。
住民の方から、「カラー印刷の方が見やすい」との意見を頂き、12月号からカラー印刷に変更しました。
7月からは復興公営住宅集会所で定期的に集会所開放日を設けています。月1回、決まった曜日に集会所を開放し、避難者地域支援コーディネーターが常駐しています。
ふれあいだよりのポスティングや、生活支援相談員の訪問時の声掛け、集会所開放予定チラシの掲示、集会所入り口の立て看板の設置などで開放をアピールしてきた結果、少しずつではありますが、参加してくれる住民が増えて来ています。
ある団地では住民の方が講師となり、物づくり教室が始まりました。
集会所開放に来ていた住民さんに話を聞いている中で、“物づくりが得意な人がいるので声を掛けてみる”との申し出があり、そこから物づくり教室の開催へとつながりました。現在は住民主体となり、適時集会所を利用して活動しています。
別の団地では、一度参加してくれた住民が知人に声を掛けて連れて来てくれるようになりました。脳トレ玩具や脳トレ問題などを、お喋りしながら楽しんでいます。
社協連携避難者支援センターいわきでは、今後も定期的に集会所の開放を行い、引き続き住民の皆さんが気軽に立ち寄れる集会所を目指していきたいと思います。
また、今後は地域住民の方も参加できるように働きかけ、団地住民の皆さんと地域の住民の交流が図れるように取り組んでいきたいと考えています。
楢葉町社会福祉協議会
避難者地域支援コーディネーター
秋田 美穂