1月24日(水)、楢葉町「Jヴィレッジ」において、第3回テーマ別研修会を開催しました。参加者は市町村社協の生活支援相談員等約50名。
講師は医療福祉従事者のボランティアチーム「絆一座」(南相馬市絆診療所 遠藤清次院長⦅座長⦆、鶴島綾子管理栄養士、ふくしまをリハビリで元気にする会の岡本宏二理事長・作業療法士)の3名で、「食(食事、栄養)・動(運動)・楽(楽しみ、生きがい)」をテーマに、テーマの大切さについて、それぞれの立場からの説明と参加者体験型の研修となりました。
午前中の研修では岡本氏より、「元気なこころとからだ、いつまでも」と題して、身体を動かすことがなぜ良いのか?人との出会いと話すことの重要性、相談員の役割等についての講演があり、その後にはサロン等で簡単に行える「介護予防体操」の体験研修を行いました。参加者からは『私たちも笑顔で一緒に行える体操なので機会があったら実践してみたい。』との声が聞かれました。
午後は遠藤院長と鶴島氏が講師となり、遠藤院長からは「東日本大震災」以降、南相馬市内の仮設住宅内に診療所を建て、住民の診療だけでなく、健康とコミュニティの広がりの大切さを理解してもらうために、多くの支援を受けながら定期的に開催している「健康講話」等についての説明がありました。鶴島氏からは、火を使わず簡単にできて美味しい料理を紹介。一例として「かんた~ん ちらしずし」を目の前で作り、できたものを試食させていただきました。
手間もかからず味も好評でしたが、この他にも数多くのレシピあるとのことで、他のレシピも試してみたくなるような体験でした。
『薬では治らないものがあると思う。』鶴島氏がDVDの中で述べていた言葉です。まさにそのことを実感できた研修会でした。
総括生活支援員 河嶋 耕