8月1日(火)に「令和5年度第1回福島県被災者見守り・相談支援調整会議」をホテル福島グリーンパレスにて開催いたしました
この会議は東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故による避難者を支援する関係団体が円滑で効果的な支援活動を行えるよう、相談支援、見守り活動など地域で必要とされる支援活動などについての情報共有と共通認識や支援活動の調整を図ることを目的としています。
当日は、福島県、市町村、市町村社協、復興庁及び関係団体が集まり、それぞれ情報交換を行いました。
避難者地域支援コーディネーターの活動事例では、県北地区は大玉村社協の「公式LINE事業」、県中・県南・会津地区では郡山市社協の「Rococoと移動販売車」、相双・いわき地区では「社協連携避難者支援センターいわき」についてそれぞれ紹介しました。
避難者、被災者の新たな関わりや、地域とのコミュニティ作りを目指して日々活動している避難者地域支援コーディネーターの役割をご紹介できたと思います。
大玉村社協 酒井さん
また、今回は「移動スーパーミニマル」で、復興公営住宅入居者のお買い物に貢献されている㈱ヨークベニマルから事業の説明をしていただきました。「毎日の食卓をより楽しく豊かに便利に」をミッションとして掲げ、「移動スーパーミニマル」によりお客様へ近づくことで、スーパーになかなか行けない方でも、食材を目の前で選ぶことができるうえ、住民とのコミュニティにも繋がっているそうです。
㈱ヨークベニマル ラストワンマイル推進部 総括マネジャー 開山さん
避難者支援は社協だけでなく、様々な団体であったり、企業が連携して活動しています。今後は一層連携を強化し、地域社会のなかで安心安全に生活を送れるよう支援活動を続けていきます。
主事兼総括生活支援員 青山矩仁