福島県社会福祉協議会が主催となり毎月定例的に行われている「いわき市内復興公営住宅見守り連携会議」(以下、見守り連携会議)では、復興公営住宅における見守り支援について、6社協間(いわき市・大熊町・富岡町・浪江町・双葉町・楢葉町)の連携による支援の在り方の検討を行っています。
4月26日に開催された令和4年度 第1回 見守り連携会議では、新たに各市町村社協へ配置された「避難者地域支援コーディネーター」とともに令和3年度の見守り連携活動の振り返りと復興公営住宅における課題について、グループワークを行い、コーディネーター間の情報共有と顔の見える関係の構築を図りました。また、長期化した避難に伴って避難者が抱える課題(個別化・複雑化・多様化)に対しては、地域共生社会における個別支援を基盤とする地域支援の展開に向けて、避難者の新たな居住地で安心した生活が送れるよう地域支援の充実強化に対しての協議を行いました。
また、いわて連携復興センターの船戸義和氏(専任コーディネーター)と酒井菜穂子氏(地域コーディネーター)から、岩手県内の災害公営住宅における地域コミュニティ支援の取組み状況について事例を交えながらの報告も頂き、今後の取組みへの参考になりました。
最後に、昨年度からの連携状況が着実に【共につながり支えあう地域づくり】への歩みとなることを願います。
いわき市社会福祉協議会 避難者地域支援コーディネーター 佐々木・高萩