社会福祉法人 福島県社会福祉協議会 避難者生活支援・相談センター

住民主体のサロン活動「お茶会が学びの場に!!」 ~相馬市社会福祉協議会~

2018/01/24
 

私達の活動の一つであるサロン活動の“お茶会”は参加者の多くが高齢者ですが、昨年度から開催を住民主体に移行し生活支援相談員はフォローする支援に切り変え、住民の「やる気」と「できる」で運営されています。

〝井戸端長屋″(相馬市営災害公営住宅)のお茶会では、住民から「高齢者福祉について学びたい」と声があがり、『介護保険を中心とする福祉サービスについて』の勉強会となりました。ほとんどが独居高齢者である住人たちは、介護保険を中心とする福祉サービスの説明を真剣な面持ちで聞き、身近な事例をあげての質疑応答で理解を深め有意義な時間となりました。

「〝あれっ、いつもと違うぞ”と気づいてくれる誰かが近くに居れば、自分らしく暮らしていく事が出来る。福祉サービスに支えてもらいながらより豊かな老後を生きていこう」と感想を話されていました。また、認知症は生活習慣で予防・改善も可能だとの実例をまじえた話に、健康寿命の意義を深く心に刻まれた様子でした。


相馬市社会福祉協議会
生活支援相談員 島 貴美枝


参考:「サロン開催の目的と相談員の役割は」
~生活支援相談員ハンドブックより~
http://pref-f-svc.orgarchives/handbookpage/hb_p47/hb_p54


「高齢者の福祉について」の講義を熱心に聞き入る長屋のみなさん。


「スカットボール」などのゲームでも楽しい時間を共有しています。



健康寿命延伸のため相馬市に誕生した「骨太けんこう体操」の指導に笑顔で取り組む参加者のみなさんです。



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