本年度2回目となる本会議は、平成29年2月9日、ホテル福島グリーンパレスにて開催しました。県内で避難者支援活動を行っている団体、市町村社会福祉協議会、市町村、県、国の75機関等、約110名が参加しました。議事では、生活支援相談員の活動実績の報告並びに福島県避難者支援課他6課から平成29年度福島県被災者支援関連事業の説明を行い、昨年度の会議で協議した「復興公営住宅における生活支援相談員とコミュニティ交流員との役割分担について」の解決に向けた取り組みを報告し、情報共有と共通認識を深めました。
東日本大震災の発生からまもなく6年が過ぎようとする現在も、本県では県内約4万1千人、県外約4万人の方々が避難を余儀なくされています。避難者の状況は日々変化し、問題も複雑化しています。そのために支援者は、避難者のために何をすべきなのかという意識のもとに、互いの活動を理解し合うことで「見守りの継続と自立支援」へと繋がっていくと、本会議を通じ改めて感じました。
会議終了後は、たくさんの参加者が活発に名刺交換をする姿もあり、避難者を中心におき支え続けていく、多様な連携のきっかけになったことと思います。
(総括生活支援員 安齋 裕美子)