平成28年12月20日に西郷村社会福祉協議会、12月22日に郡山市社会福祉協議会において「避難者生活再建支援システム」が稼働開始となりました。
稼働開始日には、西郷村社会福祉協議会では1名、郡山市社会福祉協議会では9名の生活支援相談員が、当該システムを構築したテクノ・マインド株式会社による操作説明を聞きながら、実機(タブレット)を用いて動作確認を行いました。今回新たに上記2社協が加わり、現在13社協で生活支援相談員の活動にタブレットが活用されています。見守り・訪問活動で得た避難者情報を整理し記録することにより、他機関に繋ぐ際の的確な状況伝達が可能になる他、社協内におけるケース検討会等において、プリントアウトした情報を有益な資料として利用できるといったメリットが期待できます。
今後、大玉村社会福祉協議会、白河市社会福祉協議会、飯舘村社会福祉協議会、本宮市社会福祉協議会の4社協で続々と稼働開始となります。避難元社協と避難先社協が共通のフォーマットに記録を残すことが、避難者の方の的確な生活課題の把握に役立ち、より一層の連携強化が図れるものと思います。
(総括生活支援員 渡邉弓子)