震災後全村避難から5回目の春を迎えるみどり豊かなまでいな村。
これまで慣れ親しんだ土地家屋、あるいは家族と離れ頑張ってきた避難者の方々と共に、私たち生活支援相談員も頑張って来ました。今年度も4月以降、福島市内をはじめ10市町村内の延べ約8,000世帯の訪問、月3回の方部別のお茶のみ会、その他野菜作りや手芸を通しての生きがいづくりを実施してまいりました。
お茶飲み会に参加された住民の方々からは、久しぶりに元気な顔を見て、楽しいゲームで笑った等、また野菜作りではこうして土に触れると心が癒されるなどと喜びの声をいただきました。
いよいよ平成29年春には「避難解除」という節目を迎え、新しい『飯舘村』を作らなければなりません。避難当時の「何でも支援」から始まった私たちの仕事も、今は自立をめざして大きく変わらなければならないときを迎えています。
みどり豊かなまでいな村に戻れるように、生活支援相談員全員でみなさんに寄り添っていきます。
(飯舘村社会福祉協議会 主任生活支援員 外山源一)