平成27年3月現在、南相馬市の生活支援相談員数は20名となりました。震災から4年目を迎え、被災された方々の悩みも様々になっています。その悩みを少しでも軽減できるようにと、日々訪問活動に励んでおります。20名に増員されたことで仮設住宅以外にも、市内外の借上げ住宅、災害公営住宅、再建されたお宅と、幅広く活動することが可能となりました。
借上げ住宅では、近隣との関わりがないこと、地域の情報が入って来ない事など、様々な悩みを抱えております。災害公営住宅では、造りの問題で「刑務所みたいで嫌だ」と言い入居を拒んでいる方もおり、再建された方につきましては、地域とのコミュニケーションが上手く出来ずに悩んでいる方もいらっしゃいます。この様に現在では、心の問題が増えてきていますので、これからも『あなたに寄り添い、健やかな暮らしを支える』活動をして行きたいと思います。
(南相馬市社会福祉協議会 生活支援相談員 打田千晶)