9・10月の仮設住宅及び借り上げ住宅を対象としたサロンでは、語り部の宗像文子さん(田村市在住)による、地元にまつわる昔話や、嫁姑は永遠のテーマだとし、嫁姑にまつわるお話をおもしろおかしく語っていただきました。自称「べちゃべちゃばっぱ」と名乗り、笑いのつぼを押さえるのがとても上手で、参加された方々はおなかを抱え、涙を流して笑い、楽しいひとときを過ごされました。宗像さんによる語りは、仮設住宅のサロンとして三巡目でファンも多く、皆様次回を心待ちにされています。
借り上げ住宅の方々を対象としたサロンは今年度より開催し、民生委員さんと赤十字奉仕団の方々の協力を得ながら、少しずつ回数を重ねているところですが、参加された皆様には大変喜ばれ、是非、続けていって欲しいとの声を頂いております。避難世帯の少ない地域では、少人数による食事会を開催し、なじみのある奉仕団員さんと行くことにより、話は尽きることなく、ささやかではありますが憩いの時間を持って頂くことが出来ました。
(葛尾村社会福祉協議会 栗城恵子)
