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| 東洋大学陸上競技部(前主将) 柏原 竜二さん (千葉県在住) |
昨年夏、帰郷した際にふるさとを歩き、被災地を初めてこの目で見ました。
18歳になるまで過ごし、育ててもらった福島のために、進学して故郷を出てからもたくさんの励ましをいただいた福島のために、自分にできることは、たった一つしかないと思いました。
それは一瞬でも、皆さんがつらいことを忘れ夢中になってしまうくらいの走りを見せること。
ひとりの人間として、アスリートとして、これからも多くの人々に勇気と元気を伝えられるよう走り続けていきたいと思っています。
