元気な福島を全国各地に届けて、
福島のよき理解者を増やしていくことが僕らの役目
▲被災して活動できない仲間の分も元気な福島を届けます。 東京ブロック協議会、調布青年会議所の皆さんと(前列右から4番目が坂田会長 調布にて) |
県災害ボランティア連絡協議会の構成メンバーの1つ「公益社団法人日本青年会議所 東北地区福島ブロック協議会」は、全国組織の団体です。
「震災直後は、全国の青年会議所から届いた救援物資を、県災害ボランティアセンターと県内の福祉施設とをつなぎ救援という形で物資を現場に届ける活動をしました」と坂田敦志会長。
その後、風評被害に苦しむ福島県を支援したいと全国の青年会議所から「物産展を開催しないか」という声がかかり、現在は、関東を中心に毎週末、元気な福島を伝える物産展を開催しています。
何度も足を運ぶうちに気づいたことは、「テレビや新聞で知る福島と僕らが届ける福島は違うことです。
『よかったわ皆さん元気で』と声を掛けられとき、元気な生きた福島を届けることこそ僕らの役目だと確信しました」。
▲「元気でよかったわ」 「はい。元気です。これからも福島をよろしくお願いします」 |
福島のよき理解者を増やすことで新たな繋がりが生まれます。
「被災された方の自立支援は、これからが本番です。まだまだボランティアさんの力が必要です。
生きたことばで福島を伝えていくのも僕らの役目。
日本中に元気な福島を伝えることが、世界に元気な福島を伝えることになります」。
お陰さまで、週末の予定は9月末までいっぱいだそう。
「ふくしまを元気にするプロジェクト」の旗を見かけたらぜひ、お出かけください。
▲福島県内の特産物を販売する「ふくしまを元気にするプロジェクト」。 これまで立川、八王子、横浜、大宮など各地で開催してきました(横浜開港バザーにて) |