7月9日(火)郡山市「ビッグパレットふくしま」で、第1回テーマ別研修会を開催しました。
「地域福祉研究所」の本間照雄氏にを講師に招き、午前は「改めて今を理解し明日を考える」と題した講義と午後にはクロスSWOT分析を使ったグループワークを行いました。
午前中の講義では、被災した当時から現在に至るまでの状況を改めて理解した上で、今後、必要となる被災者支援のあり方と必要な社会(地域)資源の活用、人と人との繋がりを広げることがポイント等の講義がありました。
午後からは、クロスSWOT分析を活用し、参加者が訪問活動を実施している復興公営住宅等の内部環境の強みと弱み、外部環境の機会と脅威を各グループで検討・分析し、その分析した中で選んだ項目についての具体的な活動と提案を選定理由と共に検討を行いました。
最後には、各グループからの発表(手上げ式で1グループ3分)もあり、どのグループも時間内にわかりやすく説明することに苦労していたようですが、『短時間で、これだけまとめられるのは素晴らしいこと。』と、講師から激励の言葉を頂きました。
日頃、問題点ばかり取り上げて“大変、大変”と言ってるけど、よく探してみると良い(強み)部分も結構見えてくると思います。その見えてきた強みを外部環境の機会(プラスに働くこと)をうまく使って支援していけば、さらに強みが増えていくはずです。そのためには、繰り返し検討・分析を行うことが大切です。
と、本間先生の言葉で研修会を終了しました。
総括生活支援員 河 嶋 耕