今年度より、避難者地域支援コーディネーターとして活動することになりました吉成です。
まず、富岡町社会福祉協議会富岡事務所で、令和5年度に取り組んだ事業をご紹介いたします。
1.南相馬市社協を中心とした合同サロンの開催
合同サロンがスタートし2年目となり、本会は南相馬市内にある復興公営住宅北原団地を担当しました。
今回のサロンでは、よさこいの音頭に合わせた「よさこい体操」、自宅でもできるオセロなどを用いた「テーブルゲーム」を行いました。
2.広野町社協を中心とした合同サロンの開催
平成29年度から、たまり場さんぽ道として広野町、大熊町と共催していましたが、避難者地域支援コーディネーターが配置後は、新たに楢葉町、双葉町、浪江町が加わり開催されるようになり多くの方が参加されました。
ひょうたんランプを作成した際の一コマ
3.川内村社協と協力して行った町民同士の交流会
避難者地域支援コーディネーターが配置され、ひなまつり交流会として川内村の住民を講師にお招きし、いちご大福つくりを行いました。
町村の垣根を超えたつながりづくりをテーマに開催し、初めての試みでしたが、多くの方に参加していただき交流を深めることができました。
令和5年度は、サロン活動を通して他市町村社協と連携し避難先の地域住民と被災者の方々が協力して支え合える体制づくりに努めました。
今年度は、サロンの開催や協力だけでなく、地域資源の把握、地域の関係機関との関係性づくり、また、SNS等を活用した情報発信に力を入れ、多くの町民に社協活動を知ってもらい理解を深めていただくこと。そして、コーディネーターとして地域住民のかけ橋となれるよう支援していきたいと思います。
富岡町社会福祉協議会
避難者地域支援コーディネーター 吉成 謙