浪江町は平成29年3月31日に一部地域を除き避難指示が解除され、少しずつではありますが、浪江町に帰町され故郷での生活を再開されている町民が増えてきています。
当協議会も平成28年11月より浪江町内で事務所を再開させ、浪江町、二本松市、南相馬市の3か所を拠点に活動を実施しております。
現在26名の生活支援相談員が町民一人ひとりに寄り添った訪問活動を通して、町民が日々の生活で感じている不安や問題などの把握に努めております。町民の生活課題や体調、心の変化、ニーズを見逃さず、様々な関係機関と連携し町民の支援を行っていきますのでご支援、ご協力をよろしくお願い致します。
また、地域支援としましては、各避難先でサロンを開催しております。各地域での開催は、避難先社協の協力を得て、後援や共催、主催など形態は様々ですが、可能な限り当社協としても関わっていこうと考えています。来年度は、避難先社協と連携しながら、地元住民と再建して住んでいる浪江町民が一緒に参加できる通常の地区サロンに近い形での開催も計画しています。詳細が決定しましたら、社協広報やチラシの配布を予定していますので、お近くの方はぜひご参加ください。
また浪江町内で交流会を開催するなど、町民同士の交流のきっかけづくり、交流の場として様々なサロンにも力を入れていきますので、皆様のご参加をお待ちしております。
主事兼主任生活支援員
鈴木 広太郎
鈴木 広太郎
参考:「生活支援相談員ハンドブック」
http://pref-f-svc.orgarchives/handbookpage