社会福祉法人 福島県社会福祉協議会 避難者生活支援・相談センター

生活支援相談員が抱える困難ケースの取り組みについて ☆みんなで支えあい支援が途切れないように☆ ~双葉町社会福祉協議会~

2017/10/11
 

震災から7年目を迎え、今も継続し私たちを支えているのが、月1回定例で開催されている実務者会議の存在です。双葉町の主催で、構成メンバーは、避難先社協、県保健福祉事務所、心のケアセンター、双葉町民生児童委員、町保健師、町地域包括支援センター、ケースによっては避難先の専門職チーム、みんぷくの参加もあります。

実務者会議の中で情報共有を行い、各関係機関が役割と支援の方向性を確認し、切れ目なく支援が出来るように話し合っています。特に見守りの必要なケースについては、1週目は避難先社協、2週目は心のケアセンター、3週目は町保健師、4週目は双葉町社協が訪問するなど支援が途切れることがないように配慮がなされます。生活支援相談員だけでは解決困難なケースも、参加メンバーから「なるほど」という案が出たり、みんなでアイディアや知恵を出し合うことで、広い視野で支援が出来るようになっています。

これからも私たち生活支援相談員の活動の原点ともいえる、このネットワークを大切に、町民を見守り続けていきたいと思います。


双葉町社会福祉協議会
主任生活支援員 阿部清子







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