いつも“あなた“に寄り添い、健やかな暮らしを支えます
新たなスタートに向けて
飯舘村社会福祉協議会では、平成29年3月6日避難指示解除後の帰村者の支援をするために、避難先の『いいの交流館』から村内の『陽だまりの家』に事務所を移転しました。平成29年度は、帰村する方と避難生活を続ける方の訪問・見守り活動や交流の場としての『お茶のみ会』を実施するために、生活支援相談員を4名増員し、18名になりました。
わたしたちは、みどり豊かな“までいの村”で、村民の皆様が安心して生活ができるように寄り添っていきます。ここで、本年度の主な活動を紹介します。
1 村民の心と心をつなぐ事業「お茶のみ会」
○村内では、原則として月2回(第1、第3火曜日)ふれ愛館で実施します。5月9日(火)に帰村後の記念すべき1回目のお茶のみ会を「おかえりなさいお茶のみ会」と称し、村民42名の参加と民生児童委員5名、ボランティア2名の協力を得て実施しました。久しぶりの再会に、笑顔あふれる楽しい会になりました。
○村外では、偶数月に川俣、伊達、相双の方部、奇数月に福島方部(3回)で実施します。
4月17日(月)に川俣方部、4月19日(水)に相双方部、4月24日(月)に伊達方部、5月15日(月)、5月17日(水)、5月26日(金)に福島方部(杉妻2回、渡利1回の計3回)実施しました。「お茶のみ会に参加し元気をもらった。」などの声が聞かれました。
2 村民に寄り添う訪問相談活動
○村内、村外の皆様の見守り・相談活動を実施します。従来の福島市をはじめとした県北方部および南相馬市などの相双方部へ避難されている方々に加え、帰村された皆様の見守り訪問活動を実施しています。
3 村民の声をつなぐ活動
○困っていることなどは、行政等につなぎます。皆さんが困っていることや要望などは関係機関につなぎます。
これまでに介護や生活の困りごとなどを村健康福祉課等につないでいます。
(飯舘村社会福祉協議会 主任生活支援員 安部光夫)