二本松市内には復興公営住宅が4カ所建設され石倉、根柄山団地への入居が平成28年12月から始まり現在9割程度が入居されています。
入居者は新たなコミュニティづくりに戸惑いながらも新生活がスタートし、まずは通路等でのあいさつから始まりました。
入居者同士がお互いに声掛け見守りをしている中で班長を選出し自治会組織づくりに一歩踏み出して、繋がりの輪を広げようとしていますが課題も見つかりました。例えば、半数以上が高齢者の居る世帯となっているため、一人暮らしの場合、部屋の中で急に体調をくずし救急車を呼んだが部屋のロックを外側から開けることができない状態となったとき!の対応などです。
仮設住宅より住環境が整ってはきましたが、お互いの繋がりが希薄にならないように、入居者の方もお互いに見守りが大切だと感じます。
生活支援相談員は、「今日は○○さんの顔を見た!」とひと声を掛けてもらえるとうれしいです。
二本松市社会福祉協議会 生活支援相談員 佐藤清吉