避難生活も5年が経過し二本松市の仮設住宅、借上住宅から転居された方が1,200名を超えて、それぞれ家族の計画のもとに復興を目指しております。
また、復興公営住宅の完成と共に転居され新たな付き合いも始まります。これからが町、家族の新たな復興に向けた準備段階に入り不安や葛藤があると思います。
この期間に、少しでも避難者の方々が寄り添い、絆を深めていただくために、「こっ茶こっせ」を今年も、避難元社協の相談員の方々と一緒にすすめています。
初めての県外バス旅行で〝あしかがフラワーパーク・佐野厄除け大師〟へ出かけ楽しいひとときを過ごしました。公園内では藤の大木やバラ等をのんびり眺め、ベンチでアイスクリームを食べ至福の時を過ごしていただきました。
佐野厄除け大師では、お守りを買い家族の健康と身体の安全を祈願し、バスの中はゲームや頭の体操をしながら笑いとおしゃべりで長い道中も短く感じた1日でした。
これから一人でも多くの仲間に参加いただけるように、知恵と工夫を絞りながら開催しますので避難元社協の応援も引き続きお願い致します。
(二本松市社会福祉協議会 生活支援相談員 佐藤清吉)