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年越しそば・お節料理配布で避難者と地域住民との交流を―西郷村社会福祉協議会―

西郷村社会福祉協議会では、村民が組織するボランティアグループと協力して東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で村内に避難している住民に「年越しそばとお節料理の詰め合せ」を贈っています。

平成23年から毎年実施しており、昨年も12月29日に浪江町や大熊町、富岡町、双葉町など8市町村から避難している住民に手打ちのそばを届けました。ボランティアグループ「結乃会(ゆいのかい)」の会員10人の協力で早朝から村高齢者生活支援センターで、村内で収穫された追(おい)原(はら)そばを使って二八そばに仕上げました。

事前に配布の希望を募っており、60世帯400人分のそばをパックに詰めて完成させ、お節料理はだて巻きや黒豆などを用意しました。

会場となった同センターには次々と避難者が訪れ、村社会福祉協議会の西坂雄治会長が「元気に良いお年をお迎えください」と言葉をかけ一人一人に手渡しました。受取りに来られなかった世帯には職員が一軒一軒訪問し配達しました。


(西郷村社会福祉協議会 生活支援相談員 小林好明)











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