8月20日に福島県社会福祉協議会の主催により、県内の生活支援相談員向けの「テーマ別研修会」が開催されました。今回の研修テーマは「サロン」。参加者は76名。午前中にサロンについての考え方、作り方を講義や事例発表から学び、午後は実際のサロンを作る演習に取り組みました。仮設住宅の集会所や地区会館などで催されるサロン活動をさらにパワーアップするためのヒントを持ち帰っていただけたと思います。
日時 | 8月20日(火) 10:00~15:00 | |
会場 | 福島県総合社会福祉センター 講堂 | |
研修プログラム | ||
午前 | 講義 「サロンについて」 |
講師 日本ボランティアコーディネーター協会 理事・事務局長 後藤麻理子 |
事例発表 「福島で実践しているサロンの紹介」 |
事例発表者 ○浪江町社会福祉協議会 統括生活支援相談員 池崎 悟 ○双葉町社会福祉協議会 主任生活支援相談員 林 利久 ○本宮市社会福祉協議会 チーフ生活支援相談員 根本光洋 |
|
午後 | 演習(グループワーク) 「サロンをつくる」 |
講師 日本ボランティアコーディネーター協会 福島事務局スタッフ 栗原穂子 コメンテーター 根本光洋/後藤麻理子 |
サロン活動の意味はさまざまですが、避難されているみなさんが「趣味や特技を活かせる」「健康になる」「仲間ができる」「暮らしにハリができる」など、たくさんの効果やメリットが見られます。そして、時機やニーズに応じたサロンを継続的に行うことで、人とのつながりやコミュニティが一層強化されることが期待されます。
参加する皆さんはもちろんのこと、運営する側にも、サポートに入る側にも、みんな役割があり、すべての人が元気になれるサロン。生活支援相談員は、そんな理想のサロンをめざして活動しています。