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ほっとしたときに気をつけたいこと

災害発生から3カ月が経ち、仮設住宅に移る方も多くなってきました。
避難所では常に周囲に人がおり、気を遣うことも多く、不眠に悩まされた方も多かったことでしょう。
仮設住宅に移り、仮住まいながらも我が家を得ることで、ほっと一段落されることと思います。
入居してほっとする反面、周りの人と壁を隔てるため孤独を感じたり、壁と向き合うことで急に喪失感がわいてくる方もいると思います。
これまで築いてきた暮らしを失ったショックや身体的な疲労が積み重なって、心身の健康を損ないやすい時期でもありますので、以下のことに気を付けてみましょう。

①規則正しい生活を送りましょう。
「早寝・早起き・朝ご飯」は大切です!

②閉じこもりを防ぎましょう。
・日課や趣味をできるだけ続けましょう。
・1日1回は外に出るようにしましょう。
・仮設住宅での行事などに積極的に参加しましょう。集会所にも顔を出すようにしましょう。

③まだ気が張っているので無理をしがちになりますが、体は疲れているので、休養を十分にとりましょう。

④お酒を飲み過ぎないようにしましょう。寝酒はやめ、休肝日を設けましょう。

⑤つらい気持ちは「治す」というより「支え合う」ことが大切です。つらさを我慢したり、抱え込むことなく、身近な人や専門家(心のケアチームなど)に相談しましょう。

⑥特に、高齢者やお子さんには、周りの方が話しかけを多くしたり、スキンシップをとって安心させてあげましょう
(仮設住宅に移ると、家族の方もこれで大丈夫だと思ってしまいがちのようです)。

仮設住宅に移っても、私たちは皆さんの生活や健康を見守っています。
何かありましたら、遠慮無くご相談くださいね。

福島県相双保健福祉事務所 健康福祉部 保健福祉課
障がい者支援チーム主任保健技師 三瓶弘子

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