サイトアイコン 福島県避難者生活支援・相談センター

「浜の風を感じよう2025」見聞事業

東日本大震災から15年が経過し、避難されている方々も高齢化が進み、気軽にふるさとに帰る事が出来ない方が増えてきた今、郡山市社協では、ふるさとの慣れ親しんだ自然の風景に触れ、そして、復興・再生へと歩む双葉郡の今を感じ、受け止め、これからも前向きに生活するための糧とする一環として、バスでの「見聞事業」を行っております。

≪第3回≫令和7年9月5日(金)浪江町「大堀相馬焼の今」陶吉郎窯を訪れ20名の参加。 青ひびの作品について、江戸以降の主流に押され、歴代の作品の存在が薄くなり、現在に至る。家業の継承として後継者となった陶吉郎窯の近藤氏。 50~80年前の大堀に住む人の風土・価値観、暮らしを支えた家族・地域との協働の中で成長し継承した話や青ひびの作品について、江戸以降の主流に押され、歴代の作品の存在が薄くなり現在に至った経緯等も知ることが出来た。職人会津漆塗り絵付師とのコラボ商品、希望の灯火、などテーマ別作品の展示販売も行っており、懐かしい作品に触れ、購入される方もいた。
大堀の土地で後継者育成に取り組もうと決意したきっかけについて、「大堀の土地で後作品作りをするから大堀相馬焼になる」という気持ちを大切に再建を決意。この土地に以前のように窯がいくつも再建されることにより、暮らしと作業の環境が整い、大堀相馬焼が100年、200年と後世に継がれていく、との説明があった。


≪第4回≫令和7年11月22日(土)浪江町「なみえ町十日市祭」17名参加。 浪江町社協の協力によりバスの運転、浪江町内の詳しい説明、浪江町出身職員が同行した事もあり、バス車内での雰囲気が良く、会話が弾んでいた。


14年ぶりの新町通りでの開催。賑わっていた昔を懐古し、被災後初めて新町通りに戻ってきた「十日市祭」に来ることができ、参加された皆様の笑顔が見られた。多くの人で賑わっており、会場内で知り合いと再会し歓喜している方、偶然、お孫さんと会った方、また、郡山に避難していた経験のある出店者の方から、避難していた時の様子を聞く等々、様々な出会いがあり、久々に再会し懐かしい思いを共感。浪江町の現状を見て被災前後の浪江町の変化に触れ、復興に向けて前に進んでいる事を実感する事が出来た。


郡山市社協避難者地域支援コーディネーター事業として「集会所Rococo」「移動支援(バス)」「移動販売」「双葉郡見聞」事業を開催しておりますが、今後も、皆様に少しでも多くの「笑顔」を届けられるよう、企画をしていきたいと思います。

 

郡山市社会福祉協議会 避難者地域支援コーディネーター 遠藤 安直

モバイルバージョンを終了