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交流農園(山木屋の大地で人と農にふれる)

避難区域であった川俣町山木屋地区にある体験農園を借り上げ、農業の経験の有無にかかわらず、避難者と避難先住民が交流する手段として野菜作りを行っています。

野菜作りが得意な避難者は農業の経験のない親子等に野菜作りを教え、多世代交流を図るとともに避難者の自己肯定感を高め生きがいづくりとなっています。

「体験農園」には、県営壁沢団地(復興公営住宅)住民と同団地近隣のサロン参加者、町内のお子さんとその家族が訪れました。


農業指導にあたったのは、山木屋地区の方たちとスマイルファームの谷口社長さんです。参加者たちにマルチ(黒いビニール)がけから鍬の使い方、野菜の植え方などを教えました。


お子さんとその家族には、それぞれ一区画が割り当てられ、担当者と一緒に野菜を植えました。その看板もお子さんたちが作りました。



 

苗や種子を植えた後、猛暑が長期続いたり強風があったりしました。谷口社長さんや地元の方が、作物の面倒を見ましたが白菜やネギなど一部を残して収穫が難しい状況になりました。

11月に「交流農園収穫祭」を開催し、気候に負けず育った野菜と地域の方の差し入れの野菜で芋煮作りをしました。野菜の収穫が思うように出来なかったのをみて、スマイルファームのご厚意でサツマイモの収穫をさせていただきました。前日の雨で、田んぼの中でサツマイモ堀をしているようで初めての経験でした。収穫できるものが少なく残念でしたが、参加者からは「来年もぜひ参加したい」との声がありました。畑で遊べることがとても楽しかったようで、終了後も畑で遊び、泥団子づくりなどをして自然を満喫していました。


復興公営住宅の住人同士、避難者同士、帰還者同士のそれぞれのコミュニティづくりだけではなく、避難先の住民との交流を深め地域の支え合いを築き、避難者と帰還者との交流、町や村の子供達を含む多世代交流による生きがいづくりを創出すること等の取り組みを行いたいと思います。

 

川俣町社会福祉協議会
避難者地域支援コーディネーター 広野清美
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