令和5年4月に開所した「社協連携避難者支援センターいわき」です。
早いもので連携センターいわきが始動してから3年が過ぎようとしています。居場所づくりとしての集会所の開放「よらっせ」や、団地内行事、地域の交流会などの情報を1枚のカレンダーにまとめた「ふれあいだより」の作成を、今も継続中です。徐々に集会所開放が住民皆さんに認知されるようになり「よらっせののぼりが見えたから」「ふれあいだよりを見たから」と、声を掛け合って集会所に集まってくる方たちに笑顔をいただいている日々です。
市内16団地の色は様々ですが、率先して集会所のテーブルを出してくれる方、物づくりを教えてくれる地域の方、もちろん相談事があるからといらっしゃる方もいます。連携センターいわきとして何も提供しなくても、集まった皆さんが「自分の居場所」を作るようになってきました。

また、参加者との会話の中で「買い物に行くのが大変」と何気ない一言を耳にし、集会所開放時に団地自治会副会長さんと参加者とで、移動販売について意見を出し合いました。地元区長さんのご理解もあり、今年度いわき市内の移動販売「とくし丸」と1つの団地がつながることが出来ました。毎週金曜日、移動販売担当者さんの販売ルートに団地を入れていただくことが出来たのです。販売場所は団地内の駐車場ですが、周辺地域の方々も気軽に利用でき、買い物を通して交流する機会が増え始めました。
今年度社協連携避難者支援センターいわきでは、復興公営住宅の現状と課題について、生活支援相談員や各関係機関と月1回の情報共有会議を行ってきました。課題解決に向けた取り組みを計画しながら何度も振返りを行い、団地と立地地域をつなぐことを考え活動してまいりました。なかなか思うようには進まず結果も形としては表れていないように見えるかもしれませんが、少しずつ前に進んでいると確信しています。
団地の困りごとは地域の困りごとだと再確認し、これからも相談できる場を作り、声を集め、思いを知り、ささいなことでも結び付け、団地内の「向こう三軒両隣」の関係構築はもちろん、復興公営住宅と立地地域をつないでいきたいと思います。
社協連携避難者支援センターいわき
大熊町社会福祉協議会
避難者地域支援コーディネーター 橋本 美代子