福島市社協は令和5年度より避難者地域支援コーディネーターが配置され今年も2名体制で活動しています。
今年4月社協連携避難者支援センター福島が開設され浪江町、飯舘村、福島市社協の生活支援相談員と共にコーディネーターとして活動する他、福島市社協の避難者地域支援コーディネーターとして、ホッとサロン「てとて」を毎月開催し、福島市に避難されている方々の交流の場づくりを進めています。今年度は「健康」や「楽しむ」をテーマとして、心身の活性化や毎日の生活の質の向上を図れるように考えています。
8月27日は福島市社協が入居する福島市保健福祉センター隣の福島保育所年長園児との交流を行いました。園児たちによる和太鼓演奏やよさこい披露、一緒にラジオ体操や玉入れなどを楽しみました。参加者のみなさんは笑顔でいっぱいでした。
ホッとサロン「てとて」の参加者は年々減少傾向となっており、避難者の方々の心身状況や、それに伴い移動手段や家族状況、交友関係等、多くの変化が関与していると推測されます。そういった状況ではありますが、月に一度顔なじみとなっている避難者同士、そして「てとて」を長く支え続けてくださっている講師に会える大切な場を今後も進化させながら展開していきたいと思っています。
福島市社会福祉協議会
避難者地域支援コーディネーター 内藤里枝