サイトアイコン 福島県避難者生活支援・相談センター

地域の新たな関わりを大切に

令和6年4月より、南相馬市内の復興公営住宅に南相馬市図書館の移動図書館が運行されることになりました。

移動図書館は、車に図書館の本を乗せ、決められた巡回ステーションで本の貸出を行っており、今まで図書館に足を運ぶことが難しかった方も、図書館の本やCD・DVDなどが借りられるようになりました。(市立図書館の利用カードをお持ちでない方もその場で利用カードを発行することができるので安心です。)

 

今まで図書館には足を運んだことがない、普段本は読まないという方にも訪問活動の際には事前に告知をしたり、時にはお宅まで迎えに行ったりもしますが、移動図書館バスの明るい音楽とアナウンスに釣られて出てきたという住民さんもいらっしゃいます。

普段はあまり交流のない住民さん同士でも、本を手に趣味のお話をされたりと会話が生まれ、小さなお子さんが絵本を選ぶ姿にほっこりし、また、学校帰りの小学生が立ち寄ってくれたりすると「おかえり!」と声をかけたりと、とても有意義な時間が過ごせているのではないかと思います。



 

 

 

 

 

 

また6月からは南町団地集会所において、みなみ幼稚園の園児さんたちのリトミック教室が行われることになりました。同園の園舎の建て替えに伴い週に1度集会所を利用するのですが、その際には住民さんが自由に見学することができます。

リズムに合わせて踊ったり、ボールや器具を持って運動する園児さんは元気いっぱいでとてもかわいらしい!!普段なかなか接点のない小さな園児さんたちの元気な姿に目を細めている住民さんの姿がとても印象的でした。


 

 

 

 

浪江町社会福祉協議会

避難者地域支援コーディネーター 吉田美佐子

モバイルバージョンを終了