先日、社協連携避難者支援センターいわきの6名が2班に分かれ、郡山市の東原復興公営住宅集会所と富田復興公営住宅4号棟集会所を訪問し、サロンの視察と郡山市社会福祉協議会の避難者地域支援コーディネーターとの意見交換を行いました。
サロンの周知において、団地と集会所の入口に設置の「のぼり旗」が一番先に目に入り、地域住民の目に留まりやすく集会所へ足を向けるきっかけづくりになっていることや、「心と心をつなぐ」という意味を込めて「Roⅽoⅽo〜ろここ〜」と名付け、誰にでも呼びやすく気軽に参加しやすい環境づくりを行っているように感じました。
また、サロン活動においても当初は、「何もしない、イベントを提供しない、自由に過ごしてもらう。」をコンセプトに始まり、参加者との対話を重ねながら、趣味、特技を聞き取り、マージャン台を準備して健康マージャンを行ったりなど、現在は参加者の意欲を引き出すような取り組みを行っているように感じました。
社協連携避難者支援センターいわきでは、カフェボードとふれあいだよりで集会所の開放を周知していますが、地域住民への定着を図るためにも、郡山市社協を参考にし、地域住民に親しみやすいサロンの愛称や「のぼり旗」の設置を検討したいと思っています。
今回の視察で学んだことを活かしながら、団地住民が気軽に参加しやすいサロンづくりと周辺地域の住民とも交流が図れるよう地域支援に取り組んでいきたいと思います。
いわき市社会福祉協議会
避難者地域支援コーディネーター兼生活支援相談員 高萩 佳子