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福島市社会福祉協議会
避難者地域支援コーディネーター活動

 福島市社会福祉協議会では、令和4年度より避難者地域支援コーディネーターを2名配置し、活動を行っています。現在は、復興公営住宅等の見守り連携として、避難元社協・関係機関との連携会議や避難者地域支援コーディネーター活動の周知活動を行っています。
 見守り連携としては、県社協と協力し、避難元社協と今後の見守りの在り方や方針について話し合いを行ったり、復興公営住宅等で支援を行っているNPO法人みんぷくとも連絡会議を行い、双方の方針や計画等の確認を行いながら、今後の復興公営住宅等の見守りに加え、団地内外との繋がりの強化を行い、より一層の孤立・孤独の予防に努めていきたいと考えています。その他、避難者地域支援コーディネーターの周知を図るため、チラシを作成し本会主催のホッとサロン「てとて」の広報誌と一緒に同封し、訪問時に配布を行っています。また、地域のサロンに出席して地域住民の方々に避難者支援の内容や現状に加え、避難者地域支援コーディネーターの役割や支援内容について説明を行っています。

避難者地域支援コーディネーター及び避難者支援紹介のチラシ

 帰還される方も福島市で生活されている方も、誰もが心身ともに安心して、地域とつながりながら自分らしく生きがいのある生活を送ることができるように、よき伴走者として活動していきます。そのために、今後も住民の方々はもとより関係機関や避難元社協との関係をより一層深めていきたいと考えています。

ホッとサロン「てとて」の様子 (左:レクリエーション 右:音楽療法)

 なお、本会では避難者の方々の交流の場として毎月第4水曜日にホッとサロン「てとて」を開催しています。専門家による座学等の講座や健康体操・音楽療法、職員によるレクリエーションを行ったり、12月は曹洞宗東日本大震災災害対策本部復興支援室分室の協力のもと「笑い納め落語」をお楽しみいただく予定で、参加者のみなさまから毎年好評をいただいています。また、番外編として「テラリウム・苔玉教室」を開催し、さらには「おいしいコーヒーのいれかた教室」の開催も予定しております。今後は避難者の方々だけでなく、市民の方にも一緒に参加していただき交流を深める機会となるような企画をいろいろと考えていきたいと思います。


福島市社会福祉協議会
避難者地域支援コーディネーター 古山 奈美子・鈴木 晶

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