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広野町社会福祉協議会
避難者地域支援コーディネーター活動をスタートしました。

 広野町社会福祉協議会では、令和4年4月より避難者地域支援コーディネーターを1名配置し活動をスタートしました。主な活動としましては、復興公営住宅と他町村から広野町に居住されている方を対象に安心して生活を送れるように訪問見守り活動を行っています。
令和4年7月13日(水)には広野町中央体育館にて令和4年度第1回目の合同サロン【たまり場・さんぽ道】を開催いたしました。(浪江町社協・大熊町社協・富岡町社協・楢葉町社協・広野町社協の5社協共催)

 この事業は広野町内に居住している4町(浪江町・大熊町・富岡町・楢葉町)の方同士と町内高齢者との交流を図る事が目的です。
 これまで新型コロナウイルス感染拡大防止のため開催が見送られていましたが、合同サロンを久々に開催することと、避難者地域支援コーディネーターによる初の合同サロンとのことで元気よくニュースポーツを行うことに決まりました。
ニュースポーツの内容は「輪投げ」「スカットボール」「ボッチャ」の3種目で、7月の体育館ということで暑さ対策として輪投げ・スカットボールはクーラー完備の2階のミーティングルームを使用し、スペースを必要とするボッチャは1階体育館で扇風機を使用して行いました。参加者の皆様はとても楽しそうにニュースポーツに取り組まれていました。特にボッチャに関しては初めての方も多く非常に興味を持たれている様子でした。また、参加者全員ケガもなく終了することができました。残念だったことは当初予定した定員より参加者が少なかったことです。今回の合同サロンの反省を活かし、地域住民との交流のきっかけづくりを他社協の方々と力を合わせて行っていきたいと思います。

~他町村から広野町に居住している方の今後の対応について~

家族と同居世帯が多いです。新型コロナウイルスの影響により外出を減らしている方が多く引きこもりがちになる傾向があるようです。避難者地域支援コーディネーターとしてこれからも生活支援相談員と協力し見守り強化していきたいと思います。

~復興公営住宅に入居されている方の今後の対応について~

令和4年5月より訪問活動を開始しました。訪問していますと住民同士の交流が少なく、ご近所内での課題はあるようです。
 課題解決に向け避難元社協の方々と連携しながら地域住民や関係機関とのつなぎ役としての活動をしっかりと行っていきたいと思います。

広野町社会福祉協議会
避難者地域支援コーディネーター 中野吉明

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