1、顔の見える関係づくり
〇郡山市内の復興公営住宅8ケ所18棟を担当割し、それぞれ担当団地周辺の地域資源について情報収集し必要とされる方へ情報提供しました。
〇自治会長・役員・住民と団地内の課題を共有
避難者地域支援コーディネーターがチラシを持参し、復興公営住宅にこれからどのように関わっていくのかを説明しました。その中で役員の皆さんから様々な意見や住民情報をいただき、団地内の課題が見えてきました。
(2)住民の高齢化に伴う、住民同士の見守りの必要性
(部屋を間違えるなど認知症の疑いのある方…)
(3)意見のくい違いによるトラブル
〇高齢者安心センターへの挨拶と避難者生活支援相談室の周知
すでに高齢者安心センターとつながりのある住民への継続した支援と情報共有、新たに必要性のある住民をつなぐなど、今後互いに連携していくことを確認出来ました。
2、住民さんの声
「立地的に買い物や通院など不便さは感じないが、同じ団地でも顔の知らない人もいる」
「コロナの感染予防から、とじこもりがちな生活になっている」
「コロナが落ち着いたら、以前のように集会所でのサロンや催し、バス旅行等をしたい」
「健康のため、体を動かしたい」
☆百歳体操の茶話会にて、久しぶりに手料理を持ち寄り談笑する風景が見られました。
3、他機関との連携会議
〇コミュニティ交流員みんぷくさんと、団地に起こっている問題について情報共有し、今後の支援方法と役割分担について話し合いました。
4、生活支援相談員との連携
〇生活課題を持っている復興公営住宅住民、地域住民を早期かつ積極的に把握するためにアウトリーチを行い、伴走支援により関係機関と連携して課題解決に取り組んでいきます。
・福祉サービス利用援助係と連携し「就労準備支援事業」につなぐ。
・就労に向けての支援と寄り添い、課題のある世帯を自立支援窓口へつなぐ。
・生活支援相談員、避難者地域支援コーディネーターの見守りに加え、さらに見守り強化のために民生委員につなぐ。
郡山市社会福祉協議会 避難者地域支援コーディネーター
菊田 唄子・内田 博子・伊藤 真由美