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いわき市復興公営住宅見守り連携会議

いわき市内の復興公営住宅では、4月から4つの社協が連携して見守り強化に取り組んでいます。見守りの目を増やし入居者の異変を早期に発見するため、各社協が戸別訪問で団地を訪れた際に、他の市町村住民宅のポストの様子も確認しています。(新聞や郵便物が溜まっているなど異変がみられたら避難元社協に知らせる)
5月7日。関係社協が集まり、1カ月間実際に活動をしてみての感想や改善点についての話し合いを行いました。
意見の一部を紹介します。

・見守りの目が増えたことに安心を感じる
・他の社協と同じ気持ちで支援しているという一体感がある
・高齢の入居者から「安心だ」と言われることがある
・入居者にも見守りの大切さが伝わっていると感じる

・10棟以上ある大規模な団地はポストを確認するだけでも時間がかかる
・戸建て型の団地ではポストに近づいて確認することが難しい
・チラシが多く判断が難しい など

実行してみると細かな気づきがたくさんありました。適度な活動の在り方、住民や関係機関の協力など考えるべきことは山積みですが、月に1回は話し合いの場を設け、試行錯誤しながら生活支援相談員が訪問・相談支援と両立し、継続できる見守り連携の在り方を模索していく考えです。

総括生活支援員 今野由香

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