サイトアイコン 福島県避難者生活支援・相談センター

いわき地区連絡会議の開催

2019年12月14日に楢葉町にあるJヴィレッジセンターハウスにおいて「いわき地区被災者生活支援連絡会議」(担当区域:いわき市のほかに広野町、楢葉町を含む。)を開催しました。
連絡会議を当町で開催したのは、復興のシンボルとして4月に再オープンしたJヴィレッジを利用することで復興状況の一端が確認できたり、復興支援の一助につながったりすると思ったからです。また、各生活支援相談員の皆さんも会場への道すがら、車窓から町の復興状況をしっかりと目に焼き付けていたのではないかと思います。

さて、今回は「避難されている住民と地域の住民とのつなぎ方」をテーマに、帰還が進んでいる地区(2グループ)と帰還準備をしている地区(1グループ)の3グループに分け、それぞれの状況に応じた意見交換ができるようにしました。

やはりグループにより課題も少しずつ違ってきています。
【帰還が進んだ地区の課題】・・・・町内がさみしい、若い世帯がいない、買い物に困っているなど。
【帰還準備地区】・・・・引きこもりがちな住民、地域に馴染めない、世帯分離など。

課題に対し工夫していることなども
【帰還が進んだ地区の課題】・・・・サロンの開催場所を毎回変える、サロンで役割を持ってもらう。
【帰還準備地区】・・・・地域の行事案内など情報を提供する、傾聴が一番など。
各グループ活発に話し合っていました。
自分たちが行っていない他社協の取り組みなどを聞いて参考にしている相談員もいました。

また、今回も心のケアセンターふたば出張所の木原氏に出席いただき、途中でリラクゼーションを行ってもらいました。会議の緊張した体を少しでも動かすことでリフレッシュしてもらい、新鮮な気持ちで次に取り掛かってもらうことが目的です。各社協でもリラクゼーションを広めてほしいと思うところです。

総括生活支援員 清野哲也

モバイルバージョンを終了