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的確で機能する記録を軽やかに書く

令和元年度第1回生活支援相談員等テーマ別研修を実施いたしました。今回のテーマは“記録の取り方”でした。
研修では、生活支援相談員の皆さんから「どこまで書くのか」「要点がまとまらない」「会話文の表現そのままでいいのか」などたくさんの悩み、意見が挙がりました。それぞれの疑問に対し丁寧にわかりやすく説明いただき、悪い例、良い例を示していただいたことで参加者全員が目的に応じた記録の取り方、整理の仕方を十分に理解できたと思います。


受講者からも、「記録の方法やまとめ方など理解できました」「書き方がわかりやすかったのでまねしたい」「主観的、客観的な捉え方や記載の仕方について良く理解できた」と感想をいただいております。
今回の研修で記録の重要性、書き方について学んだことは、避難されている住民の方がどこに暮らしていても安全、安心な生活を営むことができるよう取り組んでいる日々の相談員活動に活かすことが出来るものと感じられ、大変充実した研修でした。

≪研修講師・佐藤和美先生からのコメント≫
一人の相談員の方が、一人の住民の方に365日、24時間、関わり続けることは不可能です。しかし、継続的な記録が存在することは、チーム内での連携はもちろん、適切な「場」やサービスとの協働のためのツールとなって、住民の方々の安全と安心のある生活へのパスポートともなり得ます。また「記録」の時間は、日々の業務を俯瞰し振り返る時間ともなり、相談員自身を成長させてくれるものでもあります。今回の研修を軽やかさや達成感と共により機能する記録に活かして頂けましたら、何よりです。
前例のない業務の中で日々取り組み続けておいでの皆様に心からの敬意と共に、旺盛にご参加いただきましたことに感謝申し上げます。とても甲斐ある時間をご一緒させて頂きました。
 


 

総括生活支援員 栗原和幸

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