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お土産を持って帰れる会

みんぷく郡山事務所が2ヵ月に1回開催している「県中県南復興公営住宅自治組織連絡会」に、今年度より参加させていただいています。

同じような立場で共通の悩みを抱える復興公営住宅自治会の役員の皆さんが、この会を通じ協議することで何かの解決になればという主旨のもとスタートした連絡会です。今回で11回目となります。

みんぷくのコーディネートの下で外部から講師を招き、地域コミュニティづくりに関する講話で新たな街づくりについて理解を深めたり、自治会の運営方法や総会資料の作成方法を学んだりもしています。

さらに、グループトークを通じて「自治会活動を楽しくするには?」や「担い手が増えないのはなぜだろう?」など自治会を担う住民が抱える課題について意見交換をし、復興公営住宅自治活性化に繋がる啓発の場として有効活用しているようです。

回数を重ねるごとに参加者同士が顔見知りとなり親睦を深めることによって、他団地の役員同士が支え合う関係性が築かれており、他団地間での自主的な交流会の開催にも繋がっているそうです。

他団地の参考となる取り組みや、これからの団地活動に活かせるアイディアという“お土産”を持ち帰ることができるため、役員の皆さんは誰もが活発に意見を出し合います。この連絡会では、共有したことを取りこぼしなく持ち帰り、自分の団地住民に広く反映させたいという各々の役員さんの熱意をいつも感じています。


総括生活支援員 安齋裕美子



自治組織連絡会の様子。各団地の自治会役員の皆さんが和やかに交流を図っています。

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