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日々の活動に活かすための内部研修会~双葉町社協の取り組み~

双葉町社会福祉協議会では2ヶ月に1度、県内外で活動する全生活支援相談員による定例会を実施していますが、その機会を利用し内部研修会も行っています。

このような取り組みは平成24年から始まりました。当時採用された生活支援相談員は、福祉や相談支援業務の経験者が少なかったため、訪問時のマナーと基本的なコミュニケーション技法を身につける研修を行いました。その後、現在に至るまで専門職(心のケアセンター、医療ソーシャルワーカー等)による研修で、閉じこもり、うつなど心に問題を抱える方への理解や対応の仕方、さまざまな病気や制度の知識を深めるなど、生活支援相談員活動の質の向上に努めてきました。

定例会と内部研修会には、当センターの総括生活支援員も毎回出席しています。そこで感じることは、生活支援相談員が日々の活動で積み上げてきた経験に加えて研修を行うことで、人への関わり方、受け止め方、気づき、多面的に見ることが着実に培われてきているということです。また、定期的に各地域の相談員が集まると課題や解決策を共有できます。社協全体が一つのチームとして支援するという意識で活動していることが感じられました。


避難者生活支援・相談センター
総括生活支援員 酒井澄枝
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