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「支え合いの地域づくりをめざして」 ~いわき市社会福祉協議会~

災害公営住宅や復興公営住宅において、地域コミュニティをどのように形成していくかが課題となっている一方で、住民同士が「あいさつ」をきっかけにコミュニティづくりを進めている一面も見られます。

災害公営住宅と復興公営住宅が隣接するいわき市小名浜の永崎地区では、この地域を支援するいわき市社協と双葉郡の各社協の生活支援相談員、NPO法人みんぷく、地元NPO法人ザ・ピープルなどの支援団体による「小名浜会議」を月1回開催し、各団体が実施している支援や地域住民が抱える問題や課題の情報交換と共有、解決に向けた支援の在り方などについて検討をしています。

また、この地域では、住民同士のつながりをどのように構築していくかが課題となっていたため、サロン(交流会)に力を入れて取り組んできました。その中で、地域住民から団地の火災報知器の使い方がわからないなどと言った声が寄せられたことから、団地自治会と協議し消防署の協力を得て、11月に両団地合同の防災講話と消火訓練を開催しました。

訓練を通して住民同士の交流と火災や緊急時の対応について学ぶとともに、日頃から「そこに住む住民同士の協力が一番大切」という事に気づくことができたようでした。

いわき市社会福祉協議会
生活支援相談員 根本みゆき


参考:「近隣の見守り態勢をつくる」
~生活支援相談員ハンドブックより~
http://pref-f-svc.orgarchives/handbookpage/hb_p10/hb_p18



いざという時の為に消火器操作を学びました。


初めてのAED体験にも熱が入ります。


防災講話では全員真剣に聴き入りました。


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