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「自治会を中心とした、地域とのつながり作り」 ~田村市社会福祉協議会~

2016年12月、田村市内に復興公営住宅が完成し、浪江町や富岡町・大熊町から避難された方が入居しています。入居者の積極的な取組みにより、比較的早い段階で自治会が設立され、2月には顔合わせ歓迎会が開催されました。3月からは、月に1回復興公営住宅の集会所でサロンを開催し、交流を深めています。

8月末には、自治会長を中心に自治会が企画・準備をした納涼会が開催されました。

当日は入居されているほとんどの方が参加し、復興公営住宅のアイドルになっている子どもたちも加わり、バーベキュー、綿あめ、スイカ割りやビンゴなど、とても賑やかな会になりました。

また、「納涼会の途中から、声をかけた近所の方も喜んで参加してくれて一緒に楽しむことができた」と自治会長は笑顔で話してくれました。参加された方からも「近所に復興公営住宅が建って、気にはなっていたがなかなかきっかけがなかった。誘ってもらって良かった」と話されていたそうです。

少しずつではありますが、地域との縁がつながり、広がっていっていく様子は会長をはじめ、復興公営住宅の入居者の人柄や頑張りがあるからだと思います。

田村市社会福祉協議会 地域福祉係 河野朝香


はやる気持ちを押さえながら、全員で準備します


スイカ割りでは、歓声があがります


満腹になった後は、お待ちかねの「ビンゴ」が始まります




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