東日本大震災から6年が過ぎ、避難が長期化する中一人ひとりの生活課題、ニーズに対応した支援が求められてきています。
当避難者生活支援・相談センターでは、生活支援相談員等を対象に昨年度の支援の状況や研修への要望を踏まえ、年間のテーマを「多様化するニーズへの対応」として今年度3回のテーマ別研修会を開催しました。
第1回は「相談援助職の記録の書き方」と題し、個別支援をする上での課題の整理や他機関へ繋ぐ際の効果的な記録の書き方を学びました。
第2回は「要援助者への理論と実践」と題し、個別支援をする上で何が必要か、グループワークを通してより具体的に学びました。
第3回は「風通しの良い職場づくり」と題し、職場内でのよりよい人間関係形成について学びました。
今年度3回の研修で学んだことを少しでも実践に移し、より効果的な支援へと繋げていくことが大事です。また、来年度もさらに受講対象者のニーズに即した研修内容としていければと思います。
総括生活支援員 佐藤 陽子