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「これから真価を問われる生活支援相談員活動」 ~浪江町社会福祉協議会~

震災からまもなく6年。全国的には風化されていき、全町避難している町がまだあることを知っている人が少なくなりつつある現在。それが当たり前ではあるのだが・・・


先日某テレビ番組で、避難指示解除後や震災から4年目以降に、孤立が表面化して自殺者が増加しているとの調査結果が公表された。浪江町も平成28年11月から準備宿泊がスタートし、町内に帰還する住民も日増しに増えている。同時に、復興公営住宅の完成も相次ぎ、住み替えによる新たな生活がスタートしている。しかし、震災後に築き上げたコミュニティが住み替えにより崩壊し、住民の孤立化が増加傾向にあることは、コミュニティの再構築の必要性が急務だという裏返しともいえるであろう。



南相馬市の復興公営住宅


生活支援相談員は、ニーズの変化や住民感情の変化を察知し、臨機応変な対応を取らなければいけない。これからも、どんどんアウトリーチにて、住民の生活課題や体調の変化、心の変化やニーズを見逃さずに、様々な機関と連携して有意義な個別支援活動をしていきますので、ご支援及びご協力お願いします。もちろん、並行して地域支援である住民交流や孤立化を防ぐためのサロンも各地で随時開催していきますので、みなさんのご参加をお待ちしております!!



健康体操の様子
新聞紙を使ったパズルゲームの様子





(浪江町社会福祉協議会 池崎 悟)



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